人生の四季
柔らかくしなやかな若葉の頃を過ぎ
度胸と体力で乗り切った猛暑の夏を後にして
これほどまでに燃え実る時間がある
冷え込む季節は雪被る寒椿を愛でる
いつかの樹氷や霧氷を思い出し
ほっこり炬燵で蜜柑でも食べながら
玄冬の詩でも書こうじゃないか
柔らかくしなやかな若葉の頃を過ぎ
度胸と体力で乗り切った猛暑の夏を後にして
これほどまでに燃え実る時間がある
冷え込む季節は雪被る寒椿を愛でる
いつかの樹氷や霧氷を思い出し
ほっこり炬燵で蜜柑でも食べながら
玄冬の詩でも書こうじゃないか
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コメント
私も力強く堂々と冬を乗り切る覚悟を決めたいと思いました!
10-20代 春、30-40代 夏、50-60代 秋、70-80代 冬と読みました。40代は秋だろうとか60代は冬だろうとかいう意見はあるでしょうが。
@日朗歩野
さん、コメントありがとうございます。
もうすぐ冬がやってくるけれど、冬眠でもしてみようかな(^^)
@たかぼ
さん、コメントありがとうございます。
概ねそのような年齢をイメージしておりました。昔より夏や秋が長かったりするのかも知れませんね。
たかぼさんのコメントを拝読していて、青春、朱夏、白秋、玄冬、…という言葉を思い出しました。季節ごと、年齢ごとの味わいがあるのでしょうね。今年の夏は暑かったので、今、秋を満喫しています。
@長谷川 忍
さん、コメントありがとうございます。
この詩はまさしく、青春、朱夏、白秋、玄冬について思いを巡らせたものです。巷は秋の景色でありまた、そうか自分は白秋にいるのか、と。猛暑の朱夏を乗り切れたのかどうかは怪しいものですが、この秋も悪くないなと。長谷川さんが満喫されている秋の話、聞いてみたいです。
飛ばさずに経るから次の季節が良いものになると、信じてみたくなりました。
詩も写真も躍動感に満ちていて眩しいです。
青、朱、白、玄か。。。なるほど。
@たちばなまこと
さん、コメントありがとうございます。
本当にそう思います。気候変動などでこの日本の四季が失われるようなことがないことを祈ります。人生の四季もね。
@nonya
さん、コメントありがとうございます。
写真のは近くの公園で毎年見られるのが幸せです。青、朱、白、玄って本当に興味深い表現ですよね。
燃え実るのは、きっと何があっても腐らずに、いろんな成長を繰り返したからなのかもしれないですね。
なんだか、無性に「いきててよかった」と思えるような力強さを感じます。
紅葉した大木に寛容さやあたたかさを感じ、抱かれているような気持ちになりました。
@ザイチ
さん、コメントありがとうございます。
抱かれているような気持ち、まさにその通りで、この木に限らず、時々実際に大木をハグしたり背中でもたれさせてもらったりしています。「いきててよかった」と思えるのは、今どうにかこうにか生きているからこそですもんね。ブルーハーツみたいなこと言いますが、人生は本当に「良いことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもない」ですよね。
実際の冬は、私の住むここ雪国では除雪の心配をしないとならないので、大嫌いです。
が、年齢の冬は、枯れた渋さとかを感じられて好き。私個人は、年を取るのが好きです。まあ、いまのところは、なのかもしれませんが、元気で(まあまあ)長生き出来ている今が幸せです。
@こしごえ
さん、コメントありがとうございます。
雪国の冬は体力も必要な大変さがあるのでしょうね。人生の冬は、と言うか、その時々の『今』が一番好きな気がしますので、私も同感です。「あの頃は良かったなぁ」と言いたくなるときもありますが、それでもやっぱり「(その時間を過ごした後の)今が一番良いかな」と言っていたい人です。