返信

無知な私の闇に
月がてらてら光っていて
青白い私の横顔の
青白い縁は冴えかえり
ひとつの魂
ふるふるとふるえ
人のこころも分からない
故に
人のこころを思うが
ふるふるふるえるばかり

井戸の蛙
宇宙も知らず
井戸端の私も例外ではなく知らず
鳴く
星々の

消えるまで

最期にも
言いたい
悪い私だ
ごめんなさい
そして
ありがとう
月はしらんぷりで
闇に光っている
ひとつの魂
人も色々だね
そよ風はほほをなぜる
なぜ

答は無い 永遠の謎 永遠の
愛を
愛に返す

投稿者

コメント

  1. ※ 詩「返信」 初出 日本WEB詩人会

  2. お作品を読み終え、あらためて「返信」という題名を振り返ってみました。生きる試行錯誤を繰り返しながら、愛を、愛に返す…。作者の心根を想ってみました。

  3. @長谷川 忍
    長谷川さん コメントありがとうございます。
    ああ、長谷川さんが そうやってこの詩を丁寧に読んでくれたことをありがたく貴重に思います。長谷川さん、ありがとうさま☆^^
    あんまり作者自身が自作について どうのこうのと言うのは野暮なので、今回はあんまり言いません。
    でも、長谷川さんが汲み取ってくれた通りです。そして、長谷川さんが作者の心根を想ってくれたことが、嬉しくて身にしみます。ああ♪☆^^拝礼

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