返信

無知な私の闇に
月がてらてら光っていて
青白い私の横顔の
青白い縁は冴えかえり
ひとつの魂
ふるふるとふるえ
人のこころも分からない
故に
人のこころを思うが
ふるふるふるえるばかり

井戸の蛙
宇宙も知らず
井戸端の私も例外ではなく知らず
鳴く
星々の

消えるまで

最期にも
言いたい
悪い私だ
ごめんなさい
そして
ありがとう
月はしらんぷりで
闇に光っている
ひとつの魂
人も色々だね
そよ風はほほをなぜる
なぜ

答は無い 永遠の謎 永遠の
愛を
愛に返す

投稿者

コメント

  1. ※ 詩「返信」 初出 日本WEB詩人会

  2. お作品を読み終え、あらためて「返信」という題名を振り返ってみました。生きる試行錯誤を繰り返しながら、愛を、愛に返す…。作者の心根を想ってみました。

  3. @長谷川 忍
    長谷川さん コメントありがとうございます。
    ああ、長谷川さんが そうやってこの詩を丁寧に読んでくれたことをありがたく貴重に思います。長谷川さん、ありがとうさま☆^^
    あんまり作者自身が自作について どうのこうのと言うのは野暮なので、今回はあんまり言いません。
    でも、長谷川さんが汲み取ってくれた通りです。そして、長谷川さんが作者の心根を想ってくれたことが、嬉しくて身にしみます。ああ♪☆^^拝礼

  4. こんばんは。1日1作を読ませて頂くと申しましたが、我慢できずに
    拝読させて頂きました。
    私も井の中の蛙大海を知らずで、世の中の99.999%以上ものを知りません。
    こしごえさんの優しさに触れたような気がします。
                   レタス拝

  5. @レタス
    レタスさん コメントをありがとうございます。拝礼^^
    レタスさん、読んでくれて、ありがとうさま♪☆^^

    そうですねぇ、世界のことを(全て)知っている、と思うのは、ある意味、ごうまんだと思います。そういう私は、ある意味では、ごうまんな者です。自分だけは ちがうというのは都合が良すぎると思うので。ふふ。
    でも、ね、少しでも、そういう ごうまんな心を自覚して、少しでも、できるだけでも、謙虚な心で生きられたら、いいかなぁ、とも(も)思います。ふふ。

    まあ、何事も 一概には言えないし、いろんな物事や存在は 複雑にできているでしょうけどね。うん。ふふ。
    なので、私は、何事も できるだけ ですよ。

    話を「少し」そらすけど。
    私は、自分のことを、時々、強欲な奴、だと思っています。なので、大道すたれて仁義あり、じゃないけど、足るを知る、という言葉を時々思い出します。
    足るを知る、というのは禅?の言葉みたい。「足るを知る」という「言葉」が好きです。
    あと、他にも好きな言葉があります。「放てば満ちる」というの。この元ネタは、「放てば手に充(み)てり」だったかな。これも禅の言葉みたい。
    「人生はゲーム」というのは、自分で思った言葉で、こう思うことで、つらい時などを乗り越えられれば すてきだと思い、つらい時に、この「人生はゲーム」と『思う』ように時々してます。

    あと、一番お世話になっている言葉は、「これも運命、天の自由」という言葉。
    何かあった際に、「これも運命、天の自由だ!」と思ったり つぶやいたりすると、私は、心が支えられます。

    あ、私は優しい人間ではありません。
    情けは人の為ならず、ということも、時々、思います。結局は私は、自分の為に色々と生きています。
    でもね、その自分の為にしたことが、相手の為になれば、一石二鳥でしょ? ふふ。
    でも、
    レタスさんが、私の「優しさ」を感じてくれたりして、嬉しい。^^

    うん、いろいろ言いました。
    レタスさん、いろいろと読んでくれて、ありがとうさま♪☆^^

コメントするためには、 ログイン してください。