授業参観

事業所から
金曜の夜に電話が来る
契約がまとまりそうで
手を貸して欲しい

職場を抜けて
二階の廊下についた
隣のクラスから
スイミーの歌が聞こえる

休日に仕事へ行く
悪くない
あそこの隣には大きな公園がある

教室のドアにまで
宇宙人が迎えてくれる
カタカナと社会だ

契約は順調にすすむ
客は上機嫌だ
息子は事務所でお菓子をもらってSwitchを進めている

1時間目の音楽を見てほしかった!
最後のその名はリズムを変える!
スイミーの歌は学芸会でやる!
事務所のおばちゃんがグミをくれた!
お昼はピザを食べて帰る!

その名は
その名は

高い歌声が聞こえてくる
カタカナを学ぶ子らも
口ずさむ

海の底で
巨大魚を立ち向かう

1人では遠くへは進めない

孤独な大魚と
革命家を囲む仲間たち

その名は
その名は
その名はスイミー

投稿者

東京都

コメント

  1. 懐かしいとか、思い出、という言葉は あんまり好きでは無いのですが。
    この詩に限っては、なんだか懐かしさを感じます。
    この詩に流れる空気が好き♪^^

  2. @こしごえ
    こしごえさん
    ありがとうございます!
    雰囲気を感じてくださって
    ありがたい

  3. 多忙な中の授業参観、屈託のないお子さんの姿。スイミーは息子の教科書に載っていたのを思い出して、懐かしさを感じました。

  4. @渡 ひろこ
    渡さん、ありがとうございます
    屈託がないって最高です

    落ち込んだスイミーが励まされ、考え、仲間たちともう一度生きる物語は息子の大好きな話です

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