タイゲーム

サァサいよいよはじまるよ
秋の大綱挽きまつり
山が勝てば豊年満作海が勝てば大漁旗
ヤムイモウコンシロウリマコモ
マグロにハマチ、ミノカサゴ

スイサァースイサァースイサァサァー

サシバもそろそろ渡る頃
大綱ゆんだ
綱が結んだ
結目は家だ

スィサァサァー

まつりの晩に帰らぬ子の子も
金環かぶる
エイサー姿
家が輪になる
輪が結目になる
またあいましょうさようならは、ない

R5.10.30 たけだたもつ wc.
二人即興ゴルゴンダ 参加作品

投稿者

コメント

  1. 掛け声と全体の詩の勢いが呼応していますね。その臨場感があふれています。

  2. こしごえ 
    さん
    臨場感が少しでもあれば、書いた甲斐もあります。

    ps.舞台袖から 沢山のwc.が
    こしごえさんへのアンコールと参戦を声高に
    や、これはイメージとしてホラーですね。
    ありがとうございました。

  3. @wc.
    wc.さん、ごめんなさい。せっかくのお誘いではありますが、それは参戦できません。^^;拝礼
    でも、いつもありがとうございます♪^^拝礼

  4. 生活とお祭り。一体不可分で、掛け声、熱気、衝動、などなど、伝わってきます。
    これは血なのでしょうね、体の中に脈々と流れている。
    鳥の渡りで季節を感じるというところに生活と自然の密接な関りが感じられます。
    お祭りが大好きなのはどこの子供もいっしょなのかな。
    そういえば、沖縄ではあまり「さようなら」は使われないと聞きます。
    再会を約束するように、あとからー、とか、確かそんなだったかな。
    これもやはり血なのだと思います。
    そして最後に何かを愛するということ、そのどうしようもない衝動、それはとても愛おしく
    また、切ないものだと感じました。

  5. 大綱引きは那覇の方で、あんな人混み行けないなぁ、とニュースを見て思ってました。
    昔の本島中部の村からしたらものすごく大都会に見えました。エイサーは中部の方が面白いです。
    いや、懐かしい。すみません。変なコメントで。

  6. @たけだたもつ
    方言の言い方で好きなのは 「あんしぇー また やーさい」 (それじゃ また ですね)
    ですが、使う方はもう少ないです。
    「あとからねー」はたぶんビギンのラジオ番組の終わりの挨拶でした。まだ放送してるのかな。

  7. @たけだたもつ
    ぼくは 恵まれていますね。
    そう思います。
    ただただ。

  8. @AB(なかほど)
    やー もう、うれしなつかし。
    ぼくは、那覇市泊、だったので
    一瞬の光景は、焼き付いているのかも。
    さようなら、の概念がそもそも存在しない
    てのは、あとから調べて付け足したものですが
    20時前まで、友達と遊んで、誰が一番ながく自販機の上にいられるか、競っていた気がします
    階段をつたって自販機の上にのれる、そんなつくりでした。
    20時前まで、あかるいうちは
    どこかのだれか、おとなの目が子供を見ていたんだと思います。
    米軍基地に遊びにも行けましたね
    昔話です。
    ありがとうございました。

    またはりぬちんだらかぬしゃまよ
    綺麗だなあ

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