morning date
恋人が半日過ごした部屋
机の上の
灰皿と煙草
ビールの空き缶
夜、やることなくて
煙草
たくさん吸っちゃったって
はにかんで
男のひとが言う時
おとこのこ
みたいだ
健康に悪いからやめてって
お母さんみたいに言ってほしいのかな
それとも
似合ってるからやめなくて
いいよって
女の人みたいに言ってほしいのかな
朝の都心は
灰の色をしてる
オンとオフ
一日中
眺めていたい
色づいていくのを
火をつけて
燃やして
吸って
何度も
やめたくて
やめられるものじゃないものね
男のひとの指は
ブラウスのボタンを外し始める
コメント
何とも艶っぽい詩を書かれますね。（10）20代〜30代にかけての自分にとってのたくさんの思い出も、煙草のある風景とともにあったことが思い出されます。
@あぶくも
どんな思い出なのか、とっても気になるので詩にしてください。自分は吸わないから世界にある快楽を一つ逃して損してるのかも…でも快楽ってある程度続けていかないとものにならないし今からは始めるのは大変…