明日

俺は最低で
悪魔にすら
愛想尽かされ
自分でも
何をやってんだか
よくわかっていない

ただずっと
想っていた事があって
俺は神様を解放させて
あげなきゃとずっと想っていた

花が開くのを見て
言葉もなくただ綺麗だなって
あの時はそう思ったんだ

だからそれを見て
その時の俺は自分を恥じたまま
花弁が開くのを見ていた

いろんな出来事が
ただ通り過ぎて行く

君が
ただ辛そうにしているのを
隠す様にして
毎日
俺と過ごしていたけれど

俺はそんな君と一緒にいて
なんで俺と一緒にいるんだろう？
とずっと想っていた。

時間ばかりが過ぎていって
何度も同じ過ちを
繰り返したのは
何故だったのだろう

そして俺達は
同じ色を見て
何を想い
感じていたんだろう

インターネットが
追っかけて来られない
キューバは
俺にとって約束の地で
付き合って一緒に来てくれて
本当にうれしかった事を
今でも思い出すのに

俺は自分を無くしたまま
キューバの事も忘れていた

全てが曖昧で
うやむやで
酷く生ぬるいままで
俺は夜明けを待ち
君から赦される事を
待ちたくもないけど
ただ語りかけて
いつも泣きながら
君を抱きしめた

夜明けを待つ夜に
明日こそ
この想いよ
届け