鎮魂歌
三
師が逝き
尊父も逝った
翳りなき陽に
眼を窄め眼前を見据える
デジャヴのように浮かび上がる
疑似の記憶の数々
幼き頃の感慨が蘇り
泪する日々を捨て去った
あの日の誓い
師を得て以来の想い出が
赫々と昇りゆく陽の下で
大宇宙の生命と繋がった
輝きと連鎖を
未来世に受け継ぎ
過去世の業を変革しうる
法を説き諭し続けた師よ
重苦平癒と世界安穏を
祈り続けた師よ
我生きて受け継ぐ者となり
新たな誓いを此処に示すものなり
一切衆生と世界平和のために
南無妙法法蓮華経
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