048

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振り仰ぐといきなり

視界が塗り潰された

紅 紅と闇 紅い闇

自分が裏返された気がして

一度止めた息を

ふうっと 吐く

アントシアニンの身悶えは

妖しく 怖い

投稿者

東京都

コメント

  1. こんにちは。
    振り仰ぐってすきな言葉です。
    それこそ作品のなかで
    カメラワークを感じさせてくれるからです。
    見事ですね。

  2. @wc. さん
    >コメントありがとうございます
    少し動きを出したくて「振り仰ぐ」を使いました。
    気がついていただいて、光栄です。
    紅葉の真下にいくとなんとなくゾワゾワする感覚があったのですが
    その感覚をほんの少し書けたかな、と思っています。

  3. 私も、一読して、見事だなぁ!と思いました。素敵です。
     私にも忘れられない、怖い紅 と出逢った日がありました。
    そんなに大きな木ではなくて。何故そんなに燃えているのか?
    と、真向かって見つめてみても。紅葉は沈黙。控えている事を
    知っているからだろう…と、厳しい訪れが。一人勝手に…そう
    思って立ち去りました。

  4. @リリー さん
    >コメントありがとうございます
    紅という色は人の根源的な部分を揺り動かす力があるようです。
    散り落ちていく時の痛みや、次の季節を生き抜くための決意が
    紅という色にこめられているような。。。なんて
    人間の勝手な思い込みを超えて、樹々はただ生きるために生きているのでしょうね。

  5. なんともハッとする詩ですね。あまりにも色が強いものは見た瞬間に身構えてしまうのわかる気がします。一瞬の感情と情景を鮮明に切り取っていますね。何かの小説の一説を見ているようでどきどきしました。

  6. @ザイチ さん
    >コメントありがとうございます
    心の動きが大きすぎて、なかなか言葉にできなかったのですが
    写真の力を借りてなんとか絞り出しました。
    おそらく来年もチャレンジすることでしょう。

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