怖い

怖い

世界に対して、中指を突き立てる。怖い。
世界に対して、ナイフを向ける。怖い。
世界に対して、敵意を剥き出しにする。怖い。
世界からの報復を恐れる。怖い。

鏡が僕を映し出す。怖い。
鏡が僕の好きな僕を映し出す。
完璧だと思い込むと、NOと鏡は答える。

世界は、なにもしなければ、黙って僕を見守ってくれる。
それが僕の世界信仰。
通り過ぎる人々。愛されることもなく。
敵意を剥き出しにされることもなく。

共産主義革命。
透明な僕と無視され続ける日々。
女は正直だ。
世界が自分の思う通りになるなら、それを丸呑みで肯定する。
女は謙虚なんてクソだと態度で表す。怖い。
僕は怖いんだ。世界からの報復と、女が。

多分水面に映る自分の姿に一瞬これだと言う好ましい絵が映し出され、それを多くの人々は固定して、成長を止めてしまうのだと思う。
鏡に映る絵は常にぶれ続ける。それが成長し続けると言うこと。
怖い怖い怖い。子宮の中から外へ飛び出る瞬間のように、僕は世界を恐れ続け、成長し続けている。

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