夜想

月の鏡に誘われて
琥珀色のグラスを傾け
夜空を歩く
星々は遠慮がちに瞬き
ぼくたちを祝福してくれた

黒曜の風は柔らかく
透明になった胸を少しだけ癒してくれる
何時か遊びに行こうと約束したね
細い糸で繋がっているから
それをたよりに
明日の夢を見よう
グラスを傾けながら

投稿者

埼玉県

コメント

  1. 純度、かな。
    痛みがあるのだけれど、それはヒリヒリしたものではなく、もう少し、心の中奥底に寄り添うような痛み。
    願いのような、祈りのような。

  2. たけださん コメント ありがとうございます

  3. すみません 間違えました

  4. たけだたもつさん
    貴兄がおしゃるとおり、これは祈りです。
    拙作を読んで頂き有難うございます。

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