葬
目を閉じる
潮騒と足音
空はもうじき
逆さまになる
君、が、僕、は、
ワイパーの様に
止まっては動く
言粒が繋がる
関係の持続は
安寧の地獄
回り続けて
深みに嵌る
吹き返す言葉
枝は空を求めて
根を伸ばす
白と黒
目を閉じる
潮騒と足音
空はもうじき
逆さまになる
君、が、僕、は、
ワイパーの様に
止まっては動く
言粒が繋がる
関係の持続は
安寧の地獄
回り続けて
深みに嵌る
吹き返す言葉
枝は空を求めて
根を伸ばす
白と黒
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コメント
ワイパーに合わせて浮かぶ君と僕。恋慕の葛藤。この詩は人間関係や愛情の苦悩だと思いますが、まだ葬式にははやい、まだもがける希望があるんじゃないかと思います。まぁ第三者は当人の悩みを軽くみがちでいいかげんなことを言いがちなのですが。
同じ部分、ワイパーというところが言粒という、雨粒をイメージさせて、関係性は、動きが、想像できて、素晴らしかったです。
分かりやすく
分かりにくい
そんなものが
書きたいです