揺り椅子にもたれながら
そこのたたみ
ねこのようなもの
ゆらゆらとゆれている

  ひとふたまある
  ひとふたまある

吐息がたなびいて
滴から光がもれて
あわく、眠りを促す詩片たち
転調するせかい

  あまいのはいかがか
  あまいのはいかがか

年老いた梟がおいでなさる
チョコレイトドリンク啄みながら
シナモンの止まり木、かしづいて
おかしな寝言をくれなさる

  かたりや たやりや
  かたりや たやりや

ちょうつがいのノブ夫さん
毛皮の羽のタペストリー
うっかりこっちり時告くん
魔法使いの女主人

  すべてがとまってみえて
  すべてがむなしく
  すべてがかなしい
  「そんなけんか、すぐにやむわ」

静けさと頬杖をつく
遠くの嵐をながめながら
 
 

投稿者

コメント

  1. 作者つぶやき:
    ふれ幅とか、翻弄されることは、やっと自覚的、感覚的になってきたかも、と思うこの頃。
    「ま、いっか」のもと、どちらもこちらも楽しめたらと思う今でしたにゃんこ。

  2. 不思議な、リズム、空気感が浮遊していますね。かなしいんだけれども、凪。…静かな充足感。

  3. @長谷川 忍

    静かな充足感、というお言葉、うれしく思いました。ある素敵なお店での一時を綴ってみたかったのです。ふと、凪いでいる、と(リラックスしてる)。意味よりかは、そのとき感じたイメージをどうにか言葉にしたかったのかもしれません。とても大切な空間なのだと思います。
    ありがとうございます。

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