舎見初夏来 朝見惜春雨降冲 飛流如瀑布裂空 水煙籠山河濛濛 但見孤鷺之雲宮 2021.06.17 6 99 4 投稿者 孤蓬(こほう) 奈良県 フォローする Tweet Share 透明金魚 語学学習 コメント 王殺し 2021.06.17 11:03 メンション これは。漢詩を目にするのはほんと何年振りか。僕は高校のころ漢詩が好きだった。いや得意なのじゃなくて、成績的にはあかんかったけど、漢字を眺めてなんとなく意味を感じる気がするのが好きだった。もう字でイメージするしかないので逆に勝手なイメージを沸かすのが好きだった。わからないのはさっぱりわからなず浮かばないのだけど。 それで、漢詩の読む際のルールもなにもかももう忘れてしまったし、この作品が漢詩かすらわからないのですが、文字を眺めていると、ここのところの空が割れたような雨でワイパーかけても運転が怖かったこととか、そのあと急に晴れてなにかの巨大な動物のようなむくむくの入道雲の存在感に圧倒され思わず車を止めて写真を撮ったこととか浮かびました。まったく違う気もして恥ずかしけれど。 timoleon 2021.06.17 12:12 メンション 教養がないので、ググりながら勝手な解釈をして読みました。もうもうとした中を手探りでした。 孤蓬(こほう) 2021.06.17 13:49 メンション 王殺しさん、コメントありがとうございます。そういう風に景色を瞼の裏に思い描くことが作品鑑賞の醍醐味で、意味は二の次であると思います。脳裏の記憶を引き出せたなら冥利に尽きます。 孤蓬(こほう) 2021.06.17 13:50 メンション timoleonさん、コメントありがとうございます。解説をつければ良かったですね。すみません。アップします。 孤蓬(こほう) 2021.06.17 14:00 メンション ①書き下し タイトル:舎に於いて初夏の来るを見る 朝、惜春雨の冲として降るを見る 飛流瀑布の如く空を裂き 水煙山に籠りて濛濛とす ただ見る孤鷺の雲宮にゆくを ②和訳 タイトル:部屋で初夏が来るのを見る 朝、春を惜しむ雨が激しく降っている その流れはまるで滝の様に中空を裂き降りしきる 水はもうもうと山間にこもって煙の様に立ち昇る 私はただ一羽の鷺がその雲の宮殿の中へと飛んでゆくのを見ているのだ 孤蓬(こほう) 2021.06.17 14:16 メンション 訂正:タイトルの書き下しは舎において→舎にて コメントするためには、 ログイン してください。
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これは。漢詩を目にするのはほんと何年振りか。僕は高校のころ漢詩が好きだった。いや得意なのじゃなくて、成績的にはあかんかったけど、漢字を眺めてなんとなく意味を感じる気がするのが好きだった。もう字でイメージするしかないので逆に勝手なイメージを沸かすのが好きだった。わからないのはさっぱりわからなず浮かばないのだけど。
それで、漢詩の読む際のルールもなにもかももう忘れてしまったし、この作品が漢詩かすらわからないのですが、文字を眺めていると、ここのところの空が割れたような雨でワイパーかけても運転が怖かったこととか、そのあと急に晴れてなにかの巨大な動物のようなむくむくの入道雲の存在感に圧倒され思わず車を止めて写真を撮ったこととか浮かびました。まったく違う気もして恥ずかしけれど。
教養がないので、ググりながら勝手な解釈をして読みました。もうもうとした中を手探りでした。
王殺しさん、コメントありがとうございます。そういう風に景色を瞼の裏に思い描くことが作品鑑賞の醍醐味で、意味は二の次であると思います。脳裏の記憶を引き出せたなら冥利に尽きます。
timoleonさん、コメントありがとうございます。解説をつければ良かったですね。すみません。アップします。
①書き下し
タイトル:舎に於いて初夏の来るを見る
朝、惜春雨の冲として降るを見る
飛流瀑布の如く空を裂き
水煙山に籠りて濛濛とす
ただ見る孤鷺の雲宮にゆくを
②和訳
タイトル:部屋で初夏が来るのを見る
朝、春を惜しむ雨が激しく降っている
その流れはまるで滝の様に中空を裂き降りしきる
水はもうもうと山間にこもって煙の様に立ち昇る
私はただ一羽の鷺がその雲の宮殿の中へと飛んでゆくのを見ているのだ
訂正:タイトルの書き下しは舎において→舎にて