冬の梅雨

冬の梅雨

シトシト小雨降る冬空の下

透明な蝸牛は
じっと動かないでいる

ときどき触手をピンと立てるけど
すぐ引っ込める

そんなに居心地良いのかい
僕の中が

そろそろ行こうか
必然の世界へ

投稿者

広島県

コメント

  1. わたしたちの、精神のつのが、ピンと立つときには、水滴が、そこに落ちて来る、だろう、その実在性、その感覚。

  2. 精神のつのが立ってない、水滴を感じられない、麻痺してることが、、多い気がします…。どうか気づいていられるように、、

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