053

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憧れたのは

TOKYOではなく
東京

昭和のアナログの
東京

明日の延長線上に
微かに虹が見え隠れしていた
東京

ひとりひとりの心に
確かな灯が揺らいでいた
東京

憧れたのは

ツリーではなく
タワー

投稿者

東京都

コメント

  1. 何か、泣けるな。
    夢をみるような憧れ。あるいは喉が渇くような憧れ。憧れって、やっぱり切ない。
    私は田舎者なので、銀座に憧れがありました。今やファストファッションのビルが建ち、百貨店でも外国語の喧騒の中、買い物をしなければいけない。街は変貌するもので、私が憧れた銀座だって更に昔を知っている人にとってはがっかり案件かもしれないのだけれど。
    ツリー、ツリーですよ。夏休みの絵日記に下手くそなツリーの絵を描いたことを思いだして、余計に泣けてしまう。

  2. 東京!…私が憧れたのは、隅田川。そこに架かる橋。そして浅草でした。
    nonya 様、切なくて…とっても素敵な詩です。どうもありがとうございます!(*^^*)

  3. @たけだたもつ
    すいません、私のコメント、最後はツリーではなく、タワーでした。失礼しました。

  4. @たけだたもつ さん
    >コメントありがとうございます
    わたしは5歳から11歳まで新潟で過ごし
    それ以降はずっと東京で暮らしています。
    子供の頃は東京に恋焦がれて
    大人になってからは変わりゆく東京を見続けてきました。
    再開発の名のもと、同じ顔をした街が増殖していく昨今の東京には
    もうワクワクしないどころか寂しさを感じています。
    今はタワーだけが心の拠り所です。

  5. @リリー さん
    >コメントありがとうございます
    隅田川、雷門、仲見世。。。
    東京にはずっとそのままにしておいて欲しい場所が
    まだまだたくさんあります。
    年齢からくる安っぽいノスタルジーかもしれませんが
    今の東京は心から好きになれません。
    せめて東京タワーだけは
    いつまでも「東京」のシンボルであり続けることを願っています。

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