水の如く

恋は一滴の純水から始まり

甘く
酸っぱく
ほろ苦く

谷をくだり
激しく澄んだ渓流となる

やがて世間の汚れを抱き込み
滔々とした大河の流れとなり
不動の愛に変わる

命終わるときには海に溶けてゆき

輪廻の果てに
また一滴の水となる

投稿者

埼玉県

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。