青龍

天空の彼方から銅鑼の音が響き
東の風とともに
青い龍が螺旋を描き
舞い飛んできた
干からびた大地に
人々は飢え
龍を待ち望んでいた
鉛色の厚い雲が湧き立ち
雷鳴は轟き
銀の雨が降る
天帝のはからいに
人々は歓喜の渦を巻き
歌いながら
踊りながら
生きる歓びに騒めき
明日の夢をみる

投稿者

埼玉県

コメント

  1. 今年の年賀状に書かれていると前向きになれそうな、イメージの湧き上がる素敵な詩ですね。

  2. はじめまして。コメントを頂き有難うございます。
    お言葉に感謝申し上げます。

  3. @あぶくも様
    少し手を入れました。申し訳ありません。

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