一瞬
環七の交差点で
鴉が低空飛行する
小さめのドブネズミを追いかけている
死にたくないと
コーラの販売機に逃げ込む
まるで遊んでいたかのような
無表情の鳥
今日は暖かい
一瞬の春だ
寒時を乗り越えて
歩いて行くしかない
、
環七の交差点で
鴉が低空飛行する
小さめのドブネズミを追いかけている
死にたくないと
コーラの販売機に逃げ込む
まるで遊んでいたかのような
無表情の鳥
今日は暖かい
一瞬の春だ
寒時を乗り越えて
歩いて行くしかない
、
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コメント
ドラマでないドラマ、人間の視点が、宙に舞うとき、「ここ」はわたし、「わたし」はここ、それでも、ただようもの。
「まるで遊んでいたかのような/無表情の鳥」にぐっと引き寄せられてしまいました。そうか、歩いてゆくしかないのか・・・。
@坂本達雄
坂本さん、ありがとうございます!
朝の視点が好きで、毎日色々と考えてしまいます
わたしは、ここ
ここは、わたし
良い言葉です
@北野つづみ
北野さん、ありがとうございます
ぐっと引き寄せられていただけたなんて!!
嬉しすぎます
低空飛行のハンター鴉が
無表情の烏に変わったところが
一昨日の朝、印象に残ったのです
那津na2さん いいね ありがとうです。
一瞬を読ませて貰いました。
作品の中の一瞬に人間を含める本能みたいな物を感じました。
@冬の道化師 さん
ありがとうございます!
この詩、今読むと寒さが伝わってくるなぁ
東京にはカラスが住んでいる