寒感
毎朝会うおじさん
中規模の病院の掃除の方だ
いつの頃か
挨拶するようにした
シュッとしていて
挨拶する声に覇気もある
多分彼は
病院の理事長なのだ
よくある
環境整備の掃除のおっさんが
社長パターンだ
そんな妄想を
ワーカホリックの脳に注いだ
雲が透明なダークグレーだ
ラーメン屋がイクイップのために
厨房から白い透明な湯気を吐いている
環七はもちろんまだまだ冬だ
寒感を見失いそうだったが
朝のバスが
増設されたレーンに滑り込んでいくのを
ゆっくりと眺めていた
、
コメント
私はこういう
情景を眺めているのを言葉にした詩が好きです、なぜか
環七て、よく出てくる
冬の単語は音も匂いもヒヤヒヤしてるから、いいですね
顔見知り(文見知り?)の方がすごく減ってしまっていて、素通りばかりしてしまう自分が嫌になりつつ、他の方の詩も読もうと思います!
私もまた詩を書きたい
ナツさんいつもありがとうございます
@イチカワナツコ
おお、ナツコさん!
必ず、書けますよ
詩は、必ずあるから
一緒に
挨拶って冷たい空気によく拡がるな、と思います。