月・春の
月が出ている、わたしである
海水面のおぼれる地球
とけた認識的放尿である
できるかぎりは、わたしである
構造体は立方体であるとして語る
なれ寿司のようにヤマトの極大砲撃が可能であろう
春の海水のよろよろと押し寄せている
あなたさえも、いばりする
港湾すれすれに高倉づくり
いやしくも、いやしきも、入谷鬼子母神する
杜子春の春である
北京郊外の電線が鳴る
ゆうあんの押し型の嵌め殺しの
とちつてけん、とっちゃりけん、とんとんしゃん
と、核融合炉にお辞儀する
春の清水のわきだすころに田畑うるおす梅の花
とんとんからり、とらばーゆ、とんずらするもよかばってん
春のへいきんそくどで歩きます
おもての看板ふせじです
おむそーれ、おむそーわ、おむれつのせいれつです
ゆうわくの春のあくびで
人間やめます
死者のまなじり、やすこのまないた
なずなごはんできいろくなれば
はるかなり、あれなる雪は、とけてなり
あんしんりつめい、あんぜんちたい
ここから春は
チアノーゼ。
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