光が死んで風になる
風が死んで海になる
海が死んで砂になる
砂が死んで影になる

小さな灯台と
灯台よりも小さな月
昼間のように明るい喫茶店と
人のように長居する影

そして、窓を通る
あまりに無数の視線
もし神様がいたならば
こんなに視線が溢れているはずがない

投稿者

埼玉県

コメント

  1. 何か凄いもの読んだ。すいません、こんなコメントしかできなくて申し訳ないです。

  2. @たけだたもつ
    ありがとうございます

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