旅路
漆黒の夜は墨を流すよう
月を映す川面に
ひとひら ふたひら はらはらと
桜花びら舞い落ちて
ゆるり ゆらり 花筏
きみの面ざしを垣間見て
もういいよと呟いた
漂泊の脚はすでに萎え
想いは遠く微かに消える
肩に積もる花びらを払うことなく
求めているは
闇路の褥
花埋み
漆黒の夜は墨を流すよう
月を映す川面に
ひとひら ふたひら はらはらと
桜花びら舞い落ちて
ゆるり ゆらり 花筏
きみの面ざしを垣間見て
もういいよと呟いた
漂泊の脚はすでに萎え
想いは遠く微かに消える
肩に積もる花びらを払うことなく
求めているは
闇路の褥
花埋み
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