何処へ

生まれてしまった歓びと
生まれてしまった悲しみに

風に吹かれて
杖を探りながら
琵琶を抱え

漂泊の旅は果てしなく

春には花を愛でて歌い
夏には蝉しぐれを歌い
秋には舞散る葉を歌い
冬には肩に積る雪歌い

投げ銭を拾い
熱い酒を呑み
酔い 酔いて

何処へ向かうか
明日を占い

忘れかけた歌をくちずさみ

ゆるりゆらりと眠り就く

投稿者

埼玉県

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