060
ほどよく温んだ風が
みみたぶを掠めたら
あなたの好きな
「は」で始まる季節
生垣の横の
赤い自転車が
見当たらない
2ブロック先の十字路が
ふんわりとしたら
あなたの好きな
「る」で終わる季節
今年もあなたの
束の間の花巡りが
幕を開ける
ペダルを漕ぐあなたの
後ろ姿を想い浮かべながら
わたしの中の血潮も
緩やかに満ちていく
ほどよく温んだ風が
みみたぶを掠めたら
あなたの好きな
「は」で始まる季節
生垣の横の
赤い自転車が
見当たらない
2ブロック先の十字路が
ふんわりとしたら
あなたの好きな
「る」で終わる季節
今年もあなたの
束の間の花巡りが
幕を開ける
ペダルを漕ぐあなたの
後ろ姿を想い浮かべながら
わたしの中の血潮も
緩やかに満ちていく
会員でない方は会員登録してください。
コメント
優しいですね。
@北杜アトム さん
>コメントありがとうございます
そんなに優しくはないのです。
あなたのきまぐれは
ほとんど放置してます(笑)