おだやかな春
おだやかな春が
やってきた
懐かしい花の香りとともに
私の庭にも
鳥たちが知らせにやってきた
春を祝福するさえずりとともに
新緑の木々の葉の匂い
萌え出づる芽が
これから伸びていくように
私の中に生まれた
大切な人への思いを
春の風がそっと包んでいく
おだやかな春が
やってきた
いつもそこにある優しさに触れ
自分らしさを取り戻していく
どこに向かっているのか
行く先はまだわからないけれど
きっと風が教えてくれる
紡ぐ糸がいつか美しい織物に
なるように
生きて歩き続けていれば
いつかわかる気がする
導かれて歩いていることが
コメント
こんにちは。拝読させていただきまして、何とは無し書写を致しますと
一つ一つの言葉に…気持ちのこもった女性らしくたおやかな表現で、そこに
強さも感じ取る事が出来ます。
ayamiさまの作品には、厳しさの中にいつも希望が感じられて…私にはサプリ
メントみたいですぅ。^ ^ ♪
この作品では「風」という語が、後半から全体へ効いてきますので。書き手の
願いが、余韻となって響いてくるようにも思いました。
素敵な詩を、どうもありがとうございます!良い五月の休暇をお過ごしください
ますように願っております。(*^^*)ゞ
@リリー
コメントありがとうございます(^^)
昔から、自分のために自分を励ますような詩を書いてきたので、読んだ方にも希望を感じて頂けたなら、とても嬉しいです♪
書きたい思いはあったのですが、なかなか言葉にできず、最後の方もどうまとめようか夜中に試行錯誤してしまいました(途中で眠くなり意識が飛んだりしながら・・・)。
試行錯誤して書き直すことで良くなったり、その時自分から出てきたそのままの言葉を使った方が良かったり、いつも迷いつつ、書いておりますので、感想頂きありがたいです(*^^*)
リリーさまも、新緑の季節、どうぞ良いGWをお過ごしくださいませ*(^^)*
優しい風が舞い込んでくるような素敵な詩ですね。何度もめぐってくる季節のように穏やかに満ちてきて、自然と同化していくような、やわらかい感触が残りました。
@ザイチ
感想をありがとうございました。
今まで、心が落ち着かない春が多く、久しぶりにおだやかな春がやってきたなあと、自分の心を春の風景に重ねて表現してみました。同じ春が毎年やってきますが、季節の移り変わりとともに、少しずつ自分も変化しており、そんな自分も自然の一部ですね。優しい風、春のやわらかい感触を感じて頂けて嬉しいです。