春に

君の腹面は ぴんと張りつめていて
そこには 僕の思想もなければ
君の思想もない
春に 髭をたくわえた老人が桜の枝で叩けば
とし と音を鳴らして 割れてしまいそうな

投稿者

埼玉県

コメント

  1. ありがとうございます。

コメントするためには、 ログイン してください。