カンピロバクターの施し
魂の井戸に沈む
悔悟 失望 烏瓜の橙
とこしえの蔦に絡まる
悲憤 憎体 鵯の抜羽
後ろの道に福音あるや
クの字に曲がるこの肢体
瞑る目に荒ぶ風
焦土の指
晒されたしゃれこうべ
赤を基調とした今日という日の終わり
流る下水
流る下水
踊れ吐瀉物
流る下水
魂の井戸に沈む
悔悟 失望 烏瓜の橙
とこしえの蔦に絡まる
悲憤 憎体 鵯の抜羽
後ろの道に福音あるや
クの字に曲がるこの肢体
瞑る目に荒ぶ風
焦土の指
晒されたしゃれこうべ
赤を基調とした今日という日の終わり
流る下水
流る下水
踊れ吐瀉物
流る下水
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コメント
でも、美味しいんですよね生牡蛎とか。カンピロとか勘弁して欲しいですよねでも。でもそれがこのような美しい詩になるなら良いか。
いやいや大変でしたよ。まるまる1週間やられた。あっというまに痩せ、熱もがーっと上がって、とうとうコロナかと隔離されました。検査でコロナではなかったけれど。
しかも牡蠣食べてないんで。某お店の低温調理鳥チャーシューかもしれん。もしくは呪いか。
まだびくびくしています。
カンピロバクターという意味がわからなくて、検索してみました。…なるほど。
赤を基調とした今日という日の終わり
というフレーズが、強烈に印象に残りました。
…でも、不思議と、表現に独自の美しさがあるんですね。詩人の矜持かな。
一週間寝込みましたので色々考えることありました。超おおげさに言えば走馬灯のようにぐるぐると思いを馳せた。深く考えることとあった。
美しさがある、なんて恐縮です。
ありがとうございます。
た、た、大変だったのですね。しかもこの時期。王殺し、転んでもただでは起きぬ、起き上がれぬとも詩をばいちにへん。
「赤を基調とした今日という日の終わり」が印象的で、写真の光のさす様も大好きです。
おおげさに聞こえますが大変でした。。体重の減り方をみても「このままでは秋には地上から消滅してしまうな」という危機感。まだ少し胃がしくしく。
写真はもう少し赤く見えたのですが、撮り手がへぼで。