重

おもいから            だかれたこはみゃくをきく
かかえるんだよ               おのれをくるむ
おもいをね            じぶんとはちがうものから
うんとこしょって           りずむよくきざまれる
どっこいしょって             (まだめはあかず)
かかえてね                 みみもとでなる
はこんでみるんだ           じぶんとはちがうおと
そいつのおもさをかんじて              みゃく
みゃくうってうごいてるぞって   みゃくとなるおとをきいて
おどろくんだ              おどろいてるのかな

 守らなあかんわけよ。
 なんでかとかは知らんけどね。
 とにかく、
 手を出したら噛むよ、それは本気で。

 守らなあかんわけよ。
 理由とかはなくてええねん。
 とにかく、
 桜色のこいつをね、それは本気で。

投稿者

大阪府

コメント

  1. この詩の最初のほうは、左右の連が同時に進行するという 工夫が効いていますね。
    そして、「犬」の立場で書かれた詩行も 味わいがありますね。赤ちゃんが大事だという気持ちが伝わってきます♪☆^^

  2. @こしごえ
    コメントありがとう!
    スマホで見ると形が崩れれてしまうのが難点ですが、こういう視覚効果を使った詩をよく書いてます。

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