〇

銀河猫はぼくのうえで寝るね
白い
銀河猫は銀河音をたててね
丸い
朝になるとぼくを起こすんだ
ごはんって

丸まりの邪魔をされないための神経の逆立ても必要だ。

ことばをしゃべりはじめたころに
「お腹の中にいたことを覚えている?」と訊くと、
「うん、こんなだったよ」と母の腹の中にいたかのように丸くなった。
天使の記憶は
やがて忘れる

ちっちっちっと虫が鳴く
おぼろづきだと虫が鳴く

おまえさまにも輪っかがあるね。
おまえの両目もまんまるふたつ。。

みてるのかい?
しってるのさ。

絵1:mg3/めぐみ https://x.com/onehurmans
写真2・3:https://pixabay.com/ja/より

投稿者

大阪府

コメント

  1. 銀河猫は銀河音をたててね
    丸い
    というところが 特に好きです。

    でも、写真や絵が多くて、目移りしちゃう。
    まあ、作者の意図は、タイトルが「〇」であるように、「〇」で統一しているのでしょけど。

    さらにでも、
    丸まりの邪魔をされないための神経の逆立ても必要だ。

    というように、神経の逆立ても必要 なのかもしれませんね。
    神経、という言葉には、神という言葉が入ってる。そう思うと、この一行は、深い意味などがあるのでしょう。そう思うと、すごい詩です。^^

  2. @こしごえ
    コメントありがとう!
    三つが上手くいったので四つを試してみたのですが、同一作家のものではないせいもあって、やはり気が散るように自分でも思いました。

    作り方として、個別で書いたものを集めて、それが偶然同じ括りに入れれるものをまとめているので、同じ作家のものでまとめるのはなかなか難しい……

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