蛍と彗星
蛍が飛んで
わたしは彗星になった
わたし、すいせいに、なったよ
言葉なんてまだ
よく知らなかったけれど
許された気持ちになった
彗星なんて、つまらないわよ
母はそう言って
わたしの手を引いた
彗星なんて、つまらないわよ
もう一度小さな声で言った
蛍はほんの少し生きた
今頃、母は遠くの施設で
天井と壁ばかり見てる
蛍が飛んで
わたしは彗星になった
わたし、すいせいに、なったよ
言葉なんてまだ
よく知らなかったけれど
許された気持ちになった
彗星なんて、つまらないわよ
母はそう言って
わたしの手を引いた
彗星なんて、つまらないわよ
もう一度小さな声で言った
蛍はほんの少し生きた
今頃、母は遠くの施設で
天井と壁ばかり見てる
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コメント
切ない。
でも、その のっぴきならない切なさが、この詩を美しくしているのだと感じます。
@こしごえ
こしごえさん、コメントありがとうございます。人ってなんか切ないですね。だから、愛おしい。
こんばんは。
とても好きで、何かお伝えしたいなと思うのですが。
何も繋がっていないものが、繋がっている言葉にならない寂しさのような感じ かなあという、よくわからないコメントになって、ふわっとしました。
いいなあ、、
@wc.
wc.さん、コメントありがとうございます。
少しずつ繋がって、少しずつ繋がらなくて。毎日は脈絡なく、順序もよくわからないうちに。