光の音

楽しめ

命は
ささやいている
生きるために
物は考えようです
放てば満ちる
足るを知る
これも運命 天の自由だ
命はひとつで十分である

繰り返し私の命は
ささやくのです
空気に向かってね
静かさ
冴える
晩秋の光のなか
やわらかい私の影がひとつ
あの日も
こうして
手を合わせて
こころをころがしていた
悪も
善も
無い
光のなかで
ひとつの影は
聞こえない
光の音を
聞いている
ひとつ
ほほ笑みながら
みんなと
つながっている
空の下で

投稿者

コメント

  1. たとえば、秋晴れの光の下、道端の草花や見上げる木漏れ日。路地裏にさす光、ひなたぼっこの毛並みの影。竜のような雲の陰影。光。短い秋だけれど、その短さゆえに、凝縮される知覚。そんなことが浮かびます。ヒトそれぞれなのでしょうが、秋を楽しみ尽くしたいと思いました。

  2. @ぺけねこ さん ありがとうございます♪
    ああ、いいですねぇ。
    ぺけねこさんのように、秋という季節をいろいろに楽しむことが出来れば、最高ですね。

    こちら雪国は、豪雪地帯です。厳しい冬。雪下ろし(屋根の除雪)など、命懸けで冬を越さなければなりません。
    そういう厳しい冬の前の秋は、ある意味また特別な季節です。そして、冬までに こころの準備をしないとならない。
    がんばります。^^

  3. 日常過ごしていると見過ごしがちですが、光と影はいつも両方そばにあったのですよね。この詩を読み、光の音に耳を傾けたくなりました。

  4. @ザイチ さん コメントをありがとうございます♪
    そうそう、光と影は一心同体みたいなものですね。
    ああ、ザイチさんが、そう言ってくれて、ありがたく嬉しいです。うん、この詩を書いている時に、ふと思ったんですよね、光の音は 人の耳には聞こえないけど、光にも音があるんじゃないかって。
    光にも、ほんの少しでしょうけれど、もしかしたら、音があればすてきだと思います。
    ^^

  5. ことば

    必要ない
    なんて
    What a Wonderful World
    光闇音言葉ひらがなカタカナですよね。なんかそんな感じです。ありがとうございました。読めてよかった。

  6. @wc. さん ありがとうございます♪
    うん、そうかもしれません、ことばは 必要ない のかもしれませんね。
    遠い未来で、テレパシーが出来るようになるかも、かも。ふふ、そうなっていたら、どうでしょうね、ある意味、おもしろい世界になってるかも。まあ、それまで人類が持てば、、、の話ですが。

    wc.さん、こちらこそ、ありがとうさま。^^

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