時が過ぎれば
時が過ぎれば
心の傷も
いつしか
懐かしい思い出に
変わっていく
時が過ぎれば
あなたへの想いも
甘い記憶だけ残って
切なさを抱えた夜は
消えていく
時が過ぎれば
いま聴いている音楽を
聴いた時に
思い出すだろう
あの頃の私は
実は幸せだったのだと
緑の中で
響き渡るシルバの音
遠い記憶が蘇るよう
耳を澄ませば
聴こえてくる
生きている私の
そばに寄り添う歌
伝えられない思いを
空へ届けておくれ
時が過ぎれば
私たちはすべて
自然の中に還る
そして新しい命の中に
同じ輝きを見出すだろう
コメント
時の優しさ
そんなことが浮かびます。時は残酷で、止まってほしかったり、戻ってほしかったり、個々悩まされたりするのでしょうけれど、
時は過ぎてくれる
という捉え方もできる。そうして、翻弄されていた時から、本当に必要なものはなんなのかも、時は教えてくれて、知ることができる(しかも実感として)のかもしれないなあ、と思いました。
@ぺけねこ
コメントありがとうございました^ ^
私も時のやさしさに、すごく助けられて生きているような気がします。
楽しい時は、時がこのまま止まってくれればいいのに、と思ってしまいますが、時はすべての出来事を浄化してくれ、心の傷も癒してくれ、おっしゃるように、本当に必要なものは何かを、教えてくれるような気がしますね。時間をかけて熟成させると、良いものができたり。時と仲良く、活用して、生きていけたらいいですね(^^)
この詩からは、時・時間の持つ愛を感じます。
全てが静止するまで、時は流れますね。私の時間もどの道 静止する。その時を私はありがたい思いで心待ちにしています。^^それまで、出来るだけですが、善く・良く、生きていきたいです。
@こしごえ
時・時間の持つ愛を感じる、とコメントして下さり、ありがとうございます(^^)。
命はいつ終わるか誰にもわからないので、今を精一杯よく生きたいものですね。
今、この瞬間は今しかないので、愛おしく輝いて見える時がありますね。