通り雨
あなたの列車に乗った
各駅停車だった
ゆっくり発車すると
どこにも行かなかった
車窓から見える
ありふれた空や木や石に
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
ただ美しかった
雨が降り始めて
あなたによく似合った
あなたは通り雨だった
あなたの列車に乗った
各駅停車だった
ゆっくり発車すると
どこにも行かなかった
車窓から見える
ありふれた空や木や石に
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
ただ美しかった
雨が降り始めて
あなたによく似合った
あなたは通り雨だった
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コメント
たもつさん♪この詩好き♪☆^^
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
好きなことに、理由なんて無いのかも。理屈ではなく好きなもんは好き、というか。もちろん、理由がある場合もありますけど。
詩の場合、いいか悪いか、ではなくて(だって、読む人によって、いくらでも その作品は変わる。)、感覚で感じて、好きか そうではないかを決めています。
ただ美しかった
この詩も、美しかったり、この詩から しんみりとした親しさというかなどを感じます。^^
現在過去未来の「あなた」に向けて詩を残してるところってあるよねー「わたし」自身にもいえるけどねー
やー 厳しい それこそ泣いてしまう
大の大人が泣くわけにも行かないけれど
なんとなく、こんな感じを読ませていただいて結構自身にとってはやばかったなあ。
閑話休題。
今日は妹の結婚式やってます。
@こしごえ
こしごえさん、コメントありがとうございます。好き、に理由を求めるのは、人間がそれほどまでに退屈だからなのかな、なんて。
@三明十種
三明十種さん、コメントありがとうございます。人に向けて言う言葉は本当は自分に向けて言っているのかもしれないですね。それはある意味エゴのようなものかもしれないけれど。
@wc.
wc.さん、コメントありがとうございます。
妹さんのお話は前に聞いたな、、、
好きな食べ物、作ってあげられましたか?