通り雨
あなたの列車に乗った
各駅停車だった
ゆっくり発車すると
どこにも行かなかった
車窓から見える
ありふれた空や木や石に
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
ただ美しかった
雨が降り始めて
あなたによく似合った
あなたは通り雨だった
あなたの列車に乗った
各駅停車だった
ゆっくり発車すると
どこにも行かなかった
車窓から見える
ありふれた空や木や石に
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
ただ美しかった
雨が降り始めて
あなたによく似合った
あなたは通り雨だった
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コメント
たもつさん♪この詩好き♪☆^^
何の意味があるのかは
わからなかったけれど
好きなことに、理由なんて無いのかも。理屈ではなく好きなもんは好き、というか。もちろん、理由がある場合もありますけど。
詩の場合、いいか悪いか、ではなくて(だって、読む人によって、いくらでも その作品は変わる。)、感覚で感じて、好きか そうではないかを決めています。
ただ美しかった
この詩も、美しかったり、この詩から しんみりとした親しさというかなどを感じます。^^
現在過去未来の「あなた」に向けて詩を残してるところってあるよねー「わたし」自身にもいえるけどねー