去る者は追わず

去る者は追わず。

お日さまは西の山に沈んだ
そして
西の山の上の空が蒼く透けている
やがて
空も 闇となった
すると
星々が光の歌を歌い始める
私の夜は優しい
闇は冴えかえり静か

人の心の闇にある悪を
悪は肯定している
けれども
悪も善もヒトが決めたこと
宇宙や自然や神にとっては
悪も善も関係の無いことである
難しいことの分からない私だが
それくらいのことは分かる
けれども
人の心は分からないのであった
見つめた先の悲しみを思う

次の朝
東の空は白む
やがて
お日さまは昇る
鳥たちの歌が聞こえる
おはよう
とあいさつを交わす
いつもとは異なる
いつもが始まる

去る者は追わず

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コメント

  1. 去る者は追わずなんっすけどー去る者は(何で去っちゃうかなぁ?と)気にもなっちゃいますねー追わない追えない追ってはいけないけど憶えてはいますよーこしごえさんの日常的な言葉を大切に扱う姿勢は見習いたいなーと、はい。

  2. @三明十種 さん ありがとうございます♪
    去る者は追わず、そうですね。私自身に その心当たりがある時は「ああ、自業自得だな」と思えるんですが、どうして去るのか、理由も言ってくれずに、言えずに?去る人が居ますね。その理由などは、気になりますね。でも、三明さんのおっしゃる通り、追わない追えない追ってはいけない、けど憶えてる。うん。でも まあ、私の場合は、あんまり思い返さないですかねー。『基本的には、』済んだことには、あんまり興味などが無くなるみたいです。私は忘れっぽいし。

    三明さんに そう言ってもらえて、ありがたい。そうですねぇ、基本的には、日常的な言葉で、詩も書いているのかな、それほど あんまり、意識はしていませんが。
    難しい言い回しなどや 難しい言葉で、詩を書いても、相手(読者)に通じなければ、自己満足で終わると思うんですよ。それは、さびしいというか悲しかったりするので、できるだけ、話すように書いているの かも。はい。
    でも、私はいつも、相手(読者)の広い心に救われています。
    なので、三明さんへ 感謝です。
    三明さん、ありがとうさま♪☆^^

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