誕生

ひとつ 忘れていたことがあった。
宇宙の始まる前からなのか
宇宙が始まった時になのか
私の魂という命は
その時に欠けたのだが
何が欠けたのか
思い出せなかった
何かが欠けているから
何かを求め続けるということは
分かっていた
遠い
時間も何も無いところから
生まれた
この魂という命
もしかしたら
欠けていたのは
私自身なのではなかろうか。
魂という命に
欠けていたのは私自身の体
つまりこの魂は
次から次へと長い間常に
さまざまな体を得てきたのだ そう
思い出した 今は そうか
それでも 命は命を求め続ける
出会いながら

宇宙の生まれた時の光が
宇宙の外を照らしている

私はこの体を得ているのだ
光の鳥よ この魂を連れてっておくれ
光の国へ
今も さまざまな魂はゆく
人知れず
目をつむり手を合わす

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コメント

  1. 輪廻転生という言葉を思い出しました。魂(命)は、肉体を移しながら、欠けたものを求め成長を続けていく。そのように考えると、現世の摂理が見えてくるようにも思います。

  2. @長谷川 忍 さん ありがとうございます♪
    そうですねえ、輪廻転生という言葉は、この詩で書いてはいませんが、そういうことだと思います。
    まあでも、(どういう内容かほとんど知らないけど)既存の宗教で言っていることよりも、私の思う魂は、もっと自由です。ほんとうのことなんか、誰にも分かりっこないんだから、どの道書くんならば、自由に思って書いた方が、おもしろいでしょ? ふふ。
    なので、長谷川さんが、整理して言ってくれたことも、その通りだ、と思います。
    まあ、この詩で書いたことは、フィクションなのですが、私的には、この詩で書いたことは、まじめに信じて『思っている(想像している)』ことです。
    タイトルの「誕生」というのに決める前は、タイトルを「気付き」としようかと思っていたのですが、それよりも「誕生」のほうが良いなあ、と すぐに「誕生」にしました。

    ちょっと この詩から離れて見てみれば、私は、おかしなことを言っているんですが、それを
    長谷川さんは、まじめに受け入れてくれて、そのようにしてくれることに、深く感謝します。
    長谷川さん、ありがとうさま♪☆^^おやすみなさい またいつか

  3. つまり肉体は一時的なもので魂は永遠ということですね。

  4. @たかぼ さん ありがとうございます♪☆^^
    はい、つまり、基本的には、そう思っています。この私の肉体を、一時的に、この魂が借りているだけ。そして、魂は永遠だと思うんです。

    つまりこの魂は
    次から次へと長い間常に
    さまざまな体を得てきたのだ そう

    この部分の「長い間」というのを、「永い間」にするか、少し迷いました。でも、今私たちが住んでいる、この宇宙が発生する前は、どんな世界だったか、『私には』分かりません。この宇宙は、無の状態から生まれた、というのは、昔、NHKスペシャルか何かで聞いたことがありますが。何かしらの、エネルギーはあったはず。永遠を信じますが、そもそも、永遠て、永遠の謎ですよね?^^;永遠て、始まりが無いのに在るんですもん。この宇宙や、多次元宇宙は、どうして存在するの?と。ここで、神さんたちが出てくる、けど、私は、人格神とかでは無くて、神ってもっと抽象的なモノだと思うんですよねぇ。まあ、神のことも詳しくないし、大体、そもそも、既存の神も、ヒトが『考え出したモノ』ですよね。まあ、神を生んだのは何か?って、『いうふうなこと』を、故ホーキング博士も自著で言ってるし。
    まあ、たかぼさんだからこそ(知っていればこそ)、上記の色々とその辺、疑問などが尽きないと思いますが?
    なので、『この詩では、』時空が存在するという意味で、「長い」にしました。まあ、いつも言ってることですが、私は、難しいことは分かりませんけどねぇ。ふふ。

    私の思う魂というのは、既存の宗教などの考えとは異なると思います。魂は、ずっと自由なんだと思うんです。宇宙自身にも、魂があると思います。
    まあ、これらは、私が自由(勝手)に思ってる(想像してる)だけの話ですが。
    もう何年も前から、「魂という命は、宇宙の原初から、欠けているのだ。欠けているから、何かを求め続けるのだ」とは言ってきましたが、この度、この詩を書いている最中に、ふと思い当たり、「魂という命に 欠けていたのは私自身の体」と気付きました。何のことはない、灯台下暗しでした。「それでも 命は命を求め続ける」んですよねぇ、と。まあ、この思いが、今後、どこへ行くのかは、私にも分かりません。

    まあ、どの道、思う(想像する)のならば、自由に おもしろく  したい、です。ふふ。^^
    たかぼさん♪ ここまで、読んでくれて、ありがとうさま♪^^

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