あかさたな

あかねさす
初冬の入り日
そまるほほ
ぬぎ捨てられた
小さなくつした

すみにちょこんと
ならんでる
10キロちょっとの両足が
今日も地球を支えたらしく

投稿者

コメント

  1. この詩は、詩としての たたずまいが整っていて、好感が持てる詩ですね。
    小さな両足が、今日も地球を支えたらしく、というのが、とても効いていて 詩の強度を上げています。おもしろい発想ですね♪☆^^

  2. 地球の上に立っていたということは同時に、その小さな子供が大きな地球を支えていたということでもあったのだと、脱ぎ捨てられた靴下から気づいたという一句ですが、その大小の対比が、子供のかわいらしさを強調していてとても良いですね。

  3. @こしごえ
    さん

    ありがとうございます。
    たたずまいと言われると、恐縮しきりです。
    でも、楽しいですね。

  4. @たかぼ
    さん

    なんだか、日が落ちる前のほんの少しの暖かさ。そんなコメントをもらった気がします。夕食の匂いのするような。
    調子に乗ると無駄に書き散らすので、自制自制です。
    ありがとうございました。

  5. らしくで終結しているのが、あたたかい目線に切り替わっていてほっこりしました。何をするにも初めてであぶなっかしく見えるれど、ふとしたときに無限の力を感じる子供のパワーを見事に言い当てているなぁと感じました。

  6. @ザイチ
    さん
    ありがとうございます。
    ふとした瞬間
    どこで聞いたのか、どこで見たのか、たまにこちらの予想の1、2歩先を走っていて
    本当に驚かされます。

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