記憶

広葉樹、飛行機の跡
吸い込まれる旧い戸籍
羽音と水分が
扇動を始める時
わたしは滑らかな
脱輪を選んだ
あなたが遠くの砂漠で
靴を並べている
人が来て靴を履いて行くと
空白を埋めるように
靴を置きなおす
それがあなたの
悲しい記憶なのだと
気づくべきだった

投稿者

コメント

  1. 大きい靴、小さな靴、汚れた靴、新しい靴、長靴、サンダル、ハイヒール、、、いろいろ並べてあるなーと…並べすぎないでねー僕なら情景描写の羅列で全部書いちゃいそーだけど、たけたもさんは展開されててうまいなーと思いましたよー(勝手に”たけたも”さん、と略してごめんなさいね)

  2. @三明十種
    三明十種さん、コメントありがとうございます。
    たもたけ、は良いですね。滑舌悪いのに、
    たけだたもつ
    は、た行が多くて、自己紹介がとても苦手です。
    頭の中ではなんかいろいろと、いろいろなアプローチの仕方で書きたいのですが、なかなか、ね。

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