現在だけしか感じない 001
ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては
僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない
紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集団が屯し
沢山のグループのひとつから
イケイケの高校生が一人振り返る
腕まくりした掌の中に隠した
キーホルダーに刻まれた
「誠実」の二文字
世界は無音になり
どちらかの問いだけの
歌が反射し続けていた
現在だけしか感じない 001
ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては
僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない
紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集団が屯し
沢山のグループのひとつから
イケイケの高校生が一人振り返る
腕まくりした掌の中に隠した
キーホルダーに刻まれた
「誠実」の二文字
世界は無音になり
どちらかの問いだけの
歌が反射し続けていた
現在だけしか感じない 001
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コメント
「誠実」じゃなく「根性」だったらいやだなーと思いましたよー
@三明十種 さん、たしかにウルフルズのガッツだぜは好きですが合わない
ですね。誠実な歌ってなんだろう。今回載せたのはある作品へのコメントの
「自分が描いたら、まるまるなバクダンをてのひらにのせて、この心臓をー
って、なるように思う」から派生してできた、純情な詩とともに生きる子ら
の世界観を描いてみたかったのかもしれませんね。どうしてもデッサンで、
わたくし本人も書いていてよくわからんのですわ。コメントありがとうです。