青空の果ての何かへ
こころの果実が
ひとつ
青空へ
落果した時
こころは
あ、と小さく鳴いた
青空の果てに
何かがある
何とは言えない何かが
深く
在る
忘れられた
思いたちは
青空の青に
染まっている
ああ
青空を
みつめていると
こころまでも
しんとして
遠くなる
その人の人生を私が生きることは出来ないので
私は私の人生を生きるのみだ
けれど さまざまな思いは
宇宙のこころといっしょになっている
青空の
向こうの
宇宙の魂でね。
忘れても
忘れ去らないで
あなたが居たことを私が居たことを
コメント
こころの果実は青空に落果するという表現、いいですね~。しみじみと味わいました。
@re汀尋 さん ありがとうございます♪
ああ、その表現を、いいと言ってくれて嬉しいです♪それをしみじみと味わってくれたことも貴重に思います。
re汀尋さん、ありがとうさま♪☆^^
芝生に寝転んで青空を眺めた時の感覚がざわざわと蘇りました。
あれは「こころの果実」が落果していく時の心地好い痛みだったのですね。
@nonya さん ありがとうございます♪
ああ、そうですねぇ、そうかもしれません。
この詩を読んでくれて、その上、そういったことなどを想像したりしてくれたことを 貴重に思います。この詩を書いて、ここで発表して良かったです。それでnonyaさんが、そういうふうに感じてくれたことを、こうしして作者に伝えてくれたことも嬉しくありがたいです。
そうですねぇ、青空をみつめていると、何か特殊というか何か しんしんとしたようなものを感じます。
nonyaさん、ありがとうさま♪☆^^