靴下

静かな夜の小さな
廊下を裸足で歩いてみたら
突き刺すような
冷たい痛みに
君を思い浮かべたよ

そうか
君はいつだって
思えばホントに
小さな時から

私の事を守ってくれてた
当たり前に気づかなかった

飽きたら捨てればいいじゃんなんて
欠けたら処分しようなんて

そんな事は言わないで
いつもいつもありがとうって
たまには思ってみても良いじゃん

先日習った私の魔法で
記憶を糸と手繰りよせ
元通りにとは
いかないけれど

君の怪我をきっと綺麗に
治してあげるね
きっと任せて

だからお願い
これからも
どうかずっとよろしくね

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