心感デッサン32
心感デッサン
2024.12.7
by frogmorton
ヘモグロビン て プラズム が
混ざりあって 煙 紫よ
師走と云うのに
湖畔に 映る 逆さ雲は さざ波より 千切れ
昨日は 熱が上がり
4、5回 嘔吐 した
“感染症” とのこと
仕事 2日間も 休んでしまって
どうしようもない
唐変木 なのだ
懐く ごきぶり 此 ひとつの 命
幸いにも『この子』と 名付けた
12月の 斜陽 優しく
木々は 皆 薄明かりに ほのめき
『ほうれ』どもは 背を丸くし
ここぞとなく 日溜まりに 居て
『しろっこ』が 無数に 舞う
寒さが来ると 伝達してゐる
冬に 従い 丸坊主 の 木々 が
赤や黄色の 髪を 地に 散らす
ラジウム が 暗闇に 光る
祖の 惨たらしい 死を 知り得ず
こんなにも 澄み渡る 青空に
三本の 真っ白な 飛行機雲
霊山 雪を 被り 凛々しく 立つ
雀 は 必死で 食べ物を 漁り
落ち着いた 時よ 流れろ
神様 邪気を 祓いたもう
何故なら いつでも
貴方が 助けにきて くれるから…
『ありがとう』
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