太陽がそれでも生きろと云う
太陽は真っ赤で 彼方にある
太陽の周りは明るい青で力強い
僕の周りは淡くて薄い青
心の中に住んでいるのは綺麗な青い鳥 なのにどうしてかな
ここには白い木がある 青い鳥はその住人 なのにね
鳥はね でも飛ばないんだ いつまでも止まったままで動かない
ここは月の夜の世界だからだきっと だから動かないんだ
はるか向こうの景色に気圧されて 無くなりそうな僕の家
ねぇ それでも君は ぼくに生きろと云うの?
太陽に向かって叫んでみた
「君たちみたいな存在が 僕には眩しいんだ」
眩しくて涙が出た
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