鳥を撃つ者

明 背 賢 消 そ 死 我 軌 絶 何 真 悪 無 月 欲 未
日 徳 者 え れ へ が 跡 頂 度 相 辣 意 に に 遂
を こ の 去 は と 身 は を で に さ 識 揺 耽 の
呼 そ ご る が 近 の 美 ゆ も 追 が に ら る 夜
ぶ ジ と い ら 付 行 し っ 蠢 付 ふ 疼 め ア は
鳥 ・ く く く く く く く く く く く く ・ 人
を エ 泣 つ た 生 末 も り 無 ほ ら 先 陰 テ 恋
撃 ン き か の の を 放 と 機 ど む 端 の ン し
つ ド 濡 の よ 抽 暗 物 味 質 反 拍 を 形 ポ く
ま の れ 命 う 象 示 線 わ な 芻 子 弾 か の な
で 罠 る だ に 化 し で う 塊 し を き ら 虜 り

投稿者

大阪府

コメント

  1. 今回縦書きです。よろしゅう。

  2. あ、コメント読む前に、あ これ縦書きだ、と思いタテで拝読しました。

    鳥も鳴かずば撃たれまい、という言葉を思い出しました。
    しかし、なぜか、死のエロさを連想される詩だと感じます。しかも、そのエロさには(この詩には)、品がある。その絶妙な詩情のバランスが すばらしい。そう思います。^^

  3. 渾身ですなー中央で人が鳥を(く)で撃ってますねー調整むずかったでしょーピタッとはまった瞬間は気持ちええんよねー新境地の扉に手をかけたぐらいでしょー僕らはそーゆー性質(サガ)なのだから、まだまだまだまだ

  4. 日本語の文字を部品として造形する作品をトノモトショウさんはたくさん作られていますがもはや達人の域ですな。

  5. いや、なんかもう,職人技というか、発想も秀逸ですし、複数の意味でなんで?(なんじゃこりゃーのノリ)って思ってしまいます。
    どうやって作品たちを生み出しているのか伺ってみたいです。
    今回のお気に入りは五行目です。
    (弾丸まで表現されていて驚き)

  6. コメント失礼します。

    鳥を撃つ者、とありますが、何度か読んでみて、永遠に鳥を撃つことができない者の歌、そんなふうに浮かんでくる心地がします。ある種の中毒性を孕んでいるような、浸ってみるような、内心わくわくしながら読んでしまいました。

  7. むー、たまらんですな。
    縦書きになった上での形式美がまた凄まじい。左右から人と鳥を繋ぐくくくくの連発が良いですねー。ア・テンポにジ・エンドで呼応してたり読んでいて目も耳も気持ち良い。そして内容ももちろん相変わらずの言葉のチョイスに浮かび上がる官能とクールさが素晴らしい。

  8. 初めから読んでも、後ろから遡って読んでも、詩になっていますね。横から読んでも、読めなくはないと思います。

    鳥 ・ く く く く く く く く く く く く ・ 人
    を エ 泣 つ た 生 末 も り 無 ほ ら 先 陰 テ 恋

    ここのフレーズなどは、詩になっていますね。
    興味深いお作品です。

コメントするためには、 ログイン してください。