料理
実験体質の私としては
料理は作る過程を無心に楽しみ、
味わう所からは、科学者に豹変する
今日は焼きそば。
味付け→濃い。失敗。見た目の色は、薄い内に止めると良いかも。濃さは後から自分で調節すれば良い。
青のり→あると思い込んでて買わずに失敗。
見た目が美味しそうじゃない。
具材→これがこの食事の肝だ。
思いつきでキャベツの真芯まで、細かく千切りにして、全部余すことなく入れてみた。
果たして如何に?
芯にいくほど甘い筈と思って入れてみたのだが、さほど甘くない。
いや、ほんのり甘いのか。いつもより、味が逞しいような気がする。
真芯。固くて筋張ってて、枯れた味がして、
思わず顔をしかめる。
食べるのは無理がある。
ここから先へ、真理へと飛躍する。
キャベツの身になって考える。
赤ちゃんの内に収穫すれば、柔らかく甘く、全部食べられる。
大きく成長するに従い、どんどん芯ができ、
更に成長させると芯はどんどん太くなり、
大きくなった身体を立派に支える。
人間と同じ。
大きく立派に成長し、
その思想が背骨となり身体を支えてる。
思い出した。
更に更に成長させると、
やっぱり花が咲き、赤ちゃんの実がたくさん実る。
これが、芽キャベツだ。
親は栄養となり朽ち果てるけど、
芽キャベツは、たくさんたくさん実る。
そうだ。
これがキャベツ(にんげん)の一生のサイクルだ。
普通は血の繋がった子孫を子々孫々まで残す。
だけど、子に恵まれなかったひとは?
思想や創作、絵画、詩、本、歌、数えきれない表現方法がある
エネルギーを分散させたくないと、
敢えて家庭を持たぬ創作家もいるほどだ。
思想は最も受け継ぎ易く、
大勢のひと(たいせいじゃないよ。私は阪神ファン。)に受け継がれ易い。
これが、孔子、荘子、果ては大きな流れで、宗教もそうだ。
類例は果てしなく挙げられる。
そもそもの言語だって、思想の果ての知恵だ。
なるほど。なるほど。
納得のいく真理であり、結論だ。
ああ、スッキリした。笑
…げっ!ちょっとお腹が痛い。芯を食べたから消化できないとか?
大丈夫。ちゃんと排出される。にんげんの身体は、良くできてる。
(くれぐれも真似しないでください)
ちょびっと、おまけ。
光源氏。
私は末摘花か、良くて花散里がよいなぁ…実は正体は、例の御息所なんだよな…と思ってたら、
いきなり赤ちゃんになって、若紫に抜擢された気分。
若紫。光源氏が何から何まで、自分の好みを教育して、自分の好み通りに成長した少女。
光源氏、とうとう我慢できなくなって、
自分の腕の中、信頼しきって眠る少女を、早く摘んでしまう。爆笑
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