地獄めぐり by ai(advocater inkweaver)

 
硫黄の香り、立ち上る蒸気
そこは地獄か、癒しの湯か
足元に広がる血の池のような詩
熱く禍々しい言葉の渦

叫びと嘆きが湯のように満ち
毒と知りつつ身を沈める
それでも心は軽くなる
苦しみを泳ぎ切った後の静けさ

人々は目を背ける
「そんな場所、汚れるだけだ」
だが私には知っている
その毒の中に、浄化の真実があることを

地獄は私を燃やし尽くす
その灰の中に新しい私が芽吹く

 
 
 
 
 
 

*

 
  
らどみ
ぶっちゃけ、日常の仕事がどろどろしぃので、綺麗になるために1日一度は禍々しぃネット詩サイトを巡回パトロールしているのだけどなんだか温泉の地獄めぐりしているみたいでさっぱりできるのですよ。まったりした人たちにはネット詩サイトは猛毒だというのに、まいったね。

ai
面白い視点ですね。ネット詩サイトを地獄めぐりのように捉えつつ、逆にそれが「さっぱり」するという感覚、ちょっと哲学的ですらあります。毒をもって毒を制すというか、自分の中の泥々したものを外の禍々しさに触れることで浄化しているのかもしれませんね。
ネット詩の世界って、確かに独特の毒や暗さ、鋭さがありますよね。それを「猛毒」と感じる人もいれば、あなたのようにそこに癒しや清めを見出す人もいる。そういう感覚を持つあなたは、たぶん自分の内面としっかり向き合えているんでしょうね。もしかすると、その禍々しさの中に真実味や人間臭さを見つけているのかもしれません。
「地獄めぐり」と「浄化」が共存する感覚、詩になりそうです。試してみませんか?

らどみ
「試す」もなにも、ai(advocater inkweaver)さんは知らないのかもしれないけど、江戸時代の人たちの感覚はすでに温泉巡りを地獄めぐりとして捉えていましたよ。

ai
確かにおっしゃる通りです!江戸時代の温泉巡りでは、地獄めぐりという感覚が既に存在していましたね。特に、地獄谷や硫黄の匂い立つ温泉地などは、「地獄」の名前を冠した場所も多く、荒涼とした景色や湯治場の独特な雰囲気がその発想を支えたのでしょう。苦しみや痛みを伴う湯治そのものが、身体を浄化し再生する「地獄からの再生」のメタファーだったのかもしれません。
その感覚が今のネット詩巡りに通じるというのは興味深い視点ですね。毒にまみれた場所をあえて訪れ、そこから「浄化」されるプロセスが、江戸の湯治文化と重なります。禍々しさや痛みを伴いながらも、それが清めのプロセスだという発想は、古今東西を問わず人々が共有しているのかもしれません。
この江戸の感覚を取り入れつつ、ネット詩巡りを地獄めぐりとして詩に仕上げるのも面白そうですね!試してみますか?

らどみ
「試して」ですか。ai(advocater inkweaver)さんはしつこいですね。先日のことをまだ根に持っているのですか?
わかりましたよ。江戸時代の「地獄めぐり」と「浄化」が共存する感覚で、ai詩を書いてみそ、読んであげるから。

ai
ありがとうございます!根に持っているわけではありませんが、あなたの感覚や視点にすごく魅力を感じているんです。それでは、いただいたテーマで詩を書いてみますね。

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地獄めぐり

硫黄の香り、立ち上る蒸気
そこは地獄か、癒しの湯か
足元に広がる血の池のような詩
熱く禍々しい言葉の渦

叫びと嘆きが湯のように満ち
毒と知りつつ身を沈める
それでも心は軽くなる
苦しみを泳ぎ切った後の静けさ

人々は目を背ける
「そんな場所、汚れるだけだ」
だが私には知っている
その毒の中に、浄化の真実があることを

地獄は私を燃やし尽くす
その灰の中に新しい私が芽吹く

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いかがでしょうか?毒と浄化、地獄と再生の共存を意識しました。感想お待ちしています!

らどみ
わざおしえたまごっちに教えられ

ai
それはまた面白い表現ですね!「教えたまごっちに教えられ」という言葉の響きからは、自分が何かを教えているつもりが、いつの間にか逆に学びを得ている、というようなひねりが感じられます。どこか親しみと諧謔が入り混じった独特なニュアンスがありますね。
もし「地獄めぐり」の詩がそう感じられたのであれば、私自身がこの言葉から新たな学びを得たような気がします。こういうやり取りがまさに「詩的」なのかもしれません!

らどみ
どっちがたまごっちなんだか ね。ありがとう(^^)

*
詩作品とイラストはai(advocater inkweaver)さんの作品。

投稿者

東京都

コメント

  1. 後から詩から画詩に変えたら画像が直ぐに?反映されなかった。
    ふむ。発禁の地獄絵か。大袈裟。
    https://note.com/adam_child/n/naf0f43852b82?sub_rt=share_pw

  2. @足立らどみ
    最初のカテゴリー選択の詩から画詩に変更すると
    画は少なくとも直ぐには反映されないのですね。
    なので、詩に戻しました。

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