ハナチルカゼフク

花散る風吹く
君に似てた

小さい雲を
そっと離した
離れる陰の向こう側で
花散る風吹く

君のすべてが
流れていくみたい
あの地平線も君みたいだった

花散る雲
このまま飛んでいけずに
どこかへ落ちてしまうだろう

花散る
花散る
風で

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コメント

  1. この詩は、切なさを含んだ愛らしさを持っている、と感じます。

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