神様は正しかった
結婚はしなかった
大好きなひとと
雨の日も晴れの日も
とっても座り心地の悪いハーレーの2ケツで
タクシーばかりの御堂筋を走り抜けるような
ただ背中からぎゅうっとしがみついて
離したくなかったひととは
そして、結婚をした
ADHDの外国人と
やさしくて
わたしの醜さや
(今や枯れかけの)エロス
ほったらかしの眉毛も
おしりにあるおできも
怒り爆発グーパンチも
それでいて甘えんぼうな年上女を
ただただ
心から愛してくれるひとと
神様は正しかった
でも叶うなら
知りたくもなかった
コメント
注釈:わたしは旦那さんが大好きです
が、これは詩とは関係ありません
”とは”と”と”、人生の岐路はかならず誰でも通りその選択は神様のなせる業なのかなとも思いますが、やはり選び取っているのでしょう。
最後の知りたくもなかったことがわからず気になりました。
“背中…醜さとエロス…知りたくもなかった”
とっても残ります。かっこいいね。
心から愛してくれる人を
好きでいられるとは
幸せだと思います
叶うなら
知りたくなかったこと
でも、知ってよかったんだと思う
思うところがある
それが詩人なんですよね
王殺しさん、たちまこさん、那津さん
やわらかいコメントありがとうございます^ ^
那津さんの最後の2行が全てだなぁ