動画詩『優しい影』

動画詩『優しい影』

ぼくの手のひらに
きみの ちいさな手

まだ 離したくない

もう行かなくちゃならない
愛してる
愛しているのに

木漏れ日が 優しく君の髪をなでている
ぼくは
優しい影になろう

きみの笑顔がずっと続きますように

きみをつつむ闇までも
優しく安心できる場所となるように

ぼくの手のひらに
きみの ちいさな手

まだ 離したくない

もう行かなくちゃならない
愛してる

幾千の夜を超えて
かなしみが癒えるように
ずっと見守っているから

投稿者

静岡県

コメント

  1. 「ぼく」の「きみ」への、
    いとおしさ、切なさが伝わってきました。
    「もう行かなくちゃならない」というフレーズが、気にかかりました。
    …別れの詩なのかな。
    音楽が入ると、言葉が立ち上がってきますね。

  2. ザイチさんが、どうやって動画を作っているのか 分かりませんが、動画を作れるザイチさんはスゴイです。

    最後の木洩れ日のところで、手を振る影があって、

    もう行かなくちゃならない
    愛してる

    幾千の夜を超えて
    かなしみが癒えるように
    ずっと見守っているから

    というのが リンクしていて、感動です♪☆^^
    この動画詩は、優しさに あふれていますね♪☆^^

  3. 影がとても印象的な動画でした。
    音楽も詩の言葉とぴったり合っていて
    優しさと背後に流れる哀しさを
    よく表していると思います。

  4. @長谷川 忍
    ありがとうございます。
    「ぼく」の「きみ」への想いを感じ取っていただけて、とても嬉しいです。
    生きているといつか必ず大切な人との別れが来ますが、そんなときに、優しい気持ちを持てていられたらと思い、書いたものです。音楽とともに言葉が立ち上がる感覚、共感していただけてとても嬉しかったです。

  5. @こしごえ
    ありがとうございます。動画作りを褒めていただけて、とても嬉しいです。
    私なりに、一つひとつの言葉と映像・音楽が響き合うように心を込めて作ったので、そういって頂けて良かったです。
    最後の木漏れ日のシーンと詩の言葉がリンクしていると感じていただけてこちらこそ感動です!
    あのシーンはたまたまあんな素敵な影の動画があって、最初の木漏れ日の動画と重ねてみたら、うまく溶け込んでくれたので、出会いが偶然が重なってできたものでした。
    この詩の優しさが、こしごえさんの心に届いてくれたのなら、それだけで十分すぎるほど幸せです。

  6. @nonya
    素敵なご感想をありがとうございます。
    影の表現や音楽との調和を感じ取っていただけて、とても嬉しいです。
    優しさと哀しさの共存を表現したかったので、共感していただけたこと、作者として光栄に思います。

  7. コメント失礼します。

    ぼくの手のひらに
    きみの ちいさな手

    とあって、ぼくなんかは人ではなくて、もっとちいさな生物の手を想像しました。別れって、例えば、そこから離れていく感じなのでしょうけれど、でも影はのびていくような。影だけはそこにありつづけるような。想い、のような。。色々と浮かびます。

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