骨音

ずっとむかしの
波しぶきの化石を並べて
もう聞こえない声の数々は
糸を曳くように飛び交う

白く露出した骨は
もう痛みを感じないから
少しずつ折り取っていく
日記みたいな作業

遠くで
いくつも

火の花が

咲いて

淡くよごれた小鳥たち
いつか海の夢をみろよ
ふかいふかい藍の色
どこまでも潜れたらいいのに

投稿者

東京都

コメント

  1. @王満子 さん
    お名前は「おうまんこ」さんでよろしいのでしょうか。
    「私」とおっしゃられてもどなただかわからないのですが…
    失礼ですがぼくとここで交流があったどなたかですか?
    あと、ここは詩についてコメントする場ですので、詩と関係ない書き込みははっきり申し上げて迷惑です。やめてください。

  2. タイトルの漢字の並びの鋭敏な感じからして好みで、そこにあまねっちらしい情景が骨のきしむような音と共に広がっていくなあ。

  3. あなたの詩には、いつも潤いや水分のようなものを感じます。
    その不定形のやさしさやさびしさやかなしみのようなものを
    詩という容れ物に収めたかたちが、あなたらしさなのでしょう。

  4. @トノモトショウ さん
    コメントありがとうです!ネタバレしちゃうと、タイトルは「池袋ウエストゲートパーク」からのパクりなのでした。
    骨っていろんな音を出しそう。

  5. @大覚アキラ さん
    潤いと水分ですか。なるほど。ふむ。アキラ兄貴にそうやって褒めてもらえると、そうなのかもなあという気がしてきました(笑)
    不惑もとっくに過ぎたのに、まだまだ自分らしさって何だろうと自問自答する日々です。

  6. 砕いた真珠の粉が降り積もるような言葉たちだなと思いました。
    悲しくてうつくしいもの。

  7. @たちばなまこと さん
    そう、それ。白い粉末というと語弊があるけど、たぶん中也の「一つのメルヘン」と「骨」の影響受けてます。

  8. 皆さんお清めの塩ありがとう(笑)

  9. @あまね さん
    タイトルの骨音という言霊とあいまって 言葉の深度が豊かに響いてきます。
    どの連も好き♪☆^^

    ところで、話を変えますが。
    相手のコメントへの返信で、ただ コメントをしただけでは、相手にそれは 通知 されません。なので、その場合は、相手は 返信 されたことに気付かない場合があります。

    相手に 返信 したことを 通知する 方法が あります。
    「メンション」機能を用いれば、相手に 返信したことが、通知されます。

    メンションするには、返信したい相手のコメント欄の右下の角にある「メンション」という文字をクリックすると、メンション用の 返信コメント欄が 表示されて 出てきます。

    私の この返信が メンション機能を用いての返信です。

    で、「メンション」をクリックすると 返信用のコメント欄の左上に @(相手の)名前 が表示されます。

    その @名前の すぐ右に何か書く場合は、@名前の すぐ後に 半角スペースを入れてください。全角スペースや、@名前のすぐ後に何かを書くと、メンション機能が 無効 になります。

    あと、メンション機能を 有効にする もう一つの 方法は、@名前の後に、改行してから @名前の下の行から 文章を書き始める方法もあります。

    それで、メンション機能が有効だと、@名前自体が、相手のプロフィール ページへの リンクになります。

    この @名前のリンクは、コメントを編集した場合、リンクが無効になりますが、編集後に、ブラウザの更新ボタンを押して更新すると、再び、リンクが有効になります。(ただ、この辺の、メンション機能の 有効 または、無効の仕組みは、私には不明です。でも、コメント編集したら、ブラウザを更新しておけば、メンション機能は確かだと、、、思いますが)

    以上、返信したことを 相手に 通知するための 「メンション」機能についてでした。拝礼

  10. @こしごえ さん
    全部の連、気に入っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
    メンション、半角にするのですね!全角にしてました。
    ご教示感謝です!

  11. @貴月 紫之
    王さん、貴月さん
    詩の内容とは関係無いコメントは今後、一切、行わないでください

    貴方のコメントは削除する可能性があります

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