綿霞の中の疾走

目の錯覚ではない
ピントが合わないのだ
凝視してもハッキリ映らない
ボヤケて仕方無い
山へ向かうならロードバイクだろう
自転車なんてぇ体力もない
ならば
高い所なんぞ目指さず
地底を炭坑夫のごとく掘りまくれば
何かに突きあたり
宝物をつかめるかもしれない
気がついたなら
雲の中を爽快に走ってるじゃない?
あり得ない あり得ない
どこでどうハンドルを向けたら
空へ飛び立てたのだろう
宇宙船のように
軌道に偶然乗ったのかしらん
澄んだ景色が見えない
ただ綿菓子ごとくの中を
疾走しているだけだ
ってぇことは終着地点は
何処になるんだろう
何処へ向かってるのかも
わからなくなってきた

投稿者

山口県

コメント

  1. 何だかスリリングで、面白いです。

  2. 山に登ることは早々にあきらめ宝でもと地底を目指すがなんとそこは雲の上。
    目がかすんだ状態で疾走したらやっぱ危ないね。
    最後まで途方に暮れたまんま、大丈夫だったろうか。
    一挙に読まされてとてもおもしろかったです。

  3. 服部 剛さん
    「まぁ!嬉しい!!」byネコ婆♪

  4. 王殺しさん

    ネコタ娘には突拍子すぎてさっぱりわからん母の詩ですが、、
    「一挙に読まされてとてもおもしろかったです。」⬅️母メッチャ喜んどります♪

  5. なにか人生のメタファーのようにも読めました。高い所(理想)を目指すけれど、実際は地底(現実)を掘っていくしかない。でもがむしゃらに進んでいくと、いつのまにかふと雲の中(理想が現実を超越する)にいる。無欲に地道にひた走れば、素晴らしい景色に出会うものですね。

  6. トノモトショウさん

    深読みしてくれてありがたい。byネコ婆

  7. リズムがあります
    裏の裏まで読みたくなる詩です
    素敵です

  8. 那津na2さん
    チョーウレシイ!! byネコバッチャン

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